広告出稿主とドライバーをマッチングするユニークな広告サービス「チアドライブ」(東京都中央区)を利用する買取事業者が出始めた。23年11月から24年1月にかけ、「買いクル」(運営:RC、東京都大田区)が同サービスを用いたプロモーションを実施した。
ドライバーと広告を
アプリでマッチング
「買いクル」の広告を掲載した自動車のイメージ。シースルーとなっており、車内からの後方視界はほぼ遮らない仕組み
チアドライブは広告出稿企業と、ステッカー型の広告掲載が可能なマイカーを所有するドライバーをマッチングするサービス。21年3月よりサービスを展開し、23年12月時点で約5万人のドライバーが登録する。
広告出稿主は同社と打ち合わせ、期間や掲載車両数、対象地域、参加費、参加特典を決める。参加特典を用意することで、広告掲載を希望するドライバーが集まりやすくなる。次にステッカーのデータを入稿し、「チアドライブ」に登録するユーザーの利用を待つ。
ドライバーはアプリからユーザー登録し、貼りたい広告キャンペーンを選ぶ。ステッカーを受け取り車体に貼り付けた後、車体および走行距離を写真付で申請し、走行。走行距離など、所定の条件を満たすことで特典を受け取れる。このため、副業感覚で利用するユーザーも見られる。
第576号(2024/01/25発行)14面