エコリング、顧客とスタッフの座談会通じ新規ユーザー1000人創出
2024年01月29日
エコリング(兵庫県姫路市)が手掛ける「エコリング部」というユーザー参加型の取り組みが実を結びつつある。活動を通じて顧客満足度を高めながら買取増・集客増につながっており、同取り組みで同社新規ユーザーは1000名増えた。CRMを強化したい事業者にとって、大きなヒントになりそうだ。
月イチの座談会で
利用者と情報交換
座談会はオンラインで実施する
「エコリング部」の活動は2022年2月に開始した。現在の運営は外部コンサルタント2名を含めて4名程度で行なう。また数名のパートスタッフも参画する。
「エコリング部」では、実際の店舗利用客に「部員」として月1回のオンライン座談会に参加してもらい、店舗の利用方法、イベントやチラシのデザインの改善案などをテーマに話し合う。
エコリングのアプリやウェブ、SNSを通じた連絡でまずLINEへの登録を促し、続いてZOOMで行われる「エコリング部」の座談会参加を呼びかける。現在、累計300名ほどが「エコリング部」の公式LINEに参加しており、月1回のオンライン座談会には、延べ30名ほどが参加した。参加者の大半が女性で、30代~60代の主婦層が中心となる。
第576号(2024/01/25発行)17面