最近は古物商としての売上が安定してきており、このタイミングで事業を拡大すべきでは? と考えるようになっていました。昨今の古着ブームの影響を受けてか、僕のお店の近隣にもライバル店が増えたり、顧客の古着に対する目が肥えたりで、今の時代に個人店で古着屋だけを営むのはちょっと限界がある気がしていました。戦うフィールドを変える、あるいは広げることをしないと、競争の激しい世界のなかで僕レベルの事業者はこれから先、生き残っていけないと思ったのです。
先輩古物商からの助言 金利の低さに驚く
そのためにはやはり、資金調達をする必要がありそうでした。そこで懇意にしている先輩古物商に相談してみると「日本政策金融公庫がいいんじゃない」と言われました。
日本公庫への面談申込はウェブ上で完結する
第581号(2024/04/10発行)20面