中古トラックの販売等を手がける片岡オート（兵庫県三木市）の提供する、スマホで古物台帳の管理ができるアプリ「古物台帳クラウド」がリリースから1年を迎え、登録者数が約1000人になった。この1年でユーザーから要望を回収し、改良を重ねてきた。今は無料版ユーザーが多数だが、来年には有料化してマネタイズしたい考えだ。
システム改良経てユーザー増加
リリースから1年が経過した
同システムはアプリ上で、仕入れた商品の情報入力や検索ができ、片手で手軽に管理できるためエクセル等よりも使い勝手がいいとしている。インボイス番号や商品写真の登録にも対応しており、古物台帳システムを内製化していない業者にとっては、台帳管理の選択肢の一つとして有用だ。
同社は現在は基本的に無料で同アプリを開放しており、ある程度ユーザーを集まった段階で有料版に切り替えてマネタイズを計画。ユーザーがひと月で70～80人ペースで増え、3月上旬には900人を超えた。
20240410 3面
