上場企業各社の3月期決算の業績が出揃ってきました。ほとんどの企業が昨対を超える数字となり、足もとは好調であることが伺えます。
絶好調のコメ兵ホールディングスは、2024年3月期の連結売上高が前期比38.7%増の1195億円、売上高及び営業利益は3期連続で過去最高を更新と破竹の勢いです。またゲオホールディングスでも、ラグジュアリー部門において店舗販売が好調で43.7%増と大きく伸びています。これらのブランド品などラグジュアリー商品販売の業績に大きく貢献しているのが「インバウンド売上」です。2024年3月、4月ともに昨対比で訪日外国人数は伸び、単月としては初の300万人超えも実現しています。実際、コメ兵の免税売上比率は13.2%と増加傾向となっています。
免税販売への対応、Googleマップの多言語化は急務
第585号(2024/06/10発行)5面