日本ノーベル(東京都北区)が開発・保守を手掛けるトレカ査定システム「ピタカ」が4月、特許を取得した。装置やプログラムなど、トレカの画像査定の独自性が認められた形だ。
1分間に34枚を査定
500店以上が導入
トレカ査定を効率化
ピタカのPC画面。左上の「スキャン開始」を押すと読み取りが始まる
ピタカは2013年から提供を続けているシステムで、トレカ事業に特化したコンサルティング会社のトレカラボ(京都府京都市)と共同開発したもの。累計500店以上が導入する。
開発、保守や技術サポートを日本ノーベルが、販売はトレカショップの開業・経営支援を手掛けるスペースチャンス(京都府京都市)が担う。
ピタカが得意とするのは画像処理と、それによりトレカを同定するプログラムだ。特許は数年前に申請したもの。特許の範囲として認められたのはカード査定装置、カード査定方法、プログラム、カード特定システムだ。
第586号(2024/06/25発行)18面