「べにくらげ」川島雄亮 代表、お客とのコミュニケーションを最重要視

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「バイヤー道」

「べにくらげ」川島雄亮 代表、お客とのコミュニケーションを最重要視

2024年07月13日

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バイヤー道

べにくらげ(千葉県千葉市)の川島雄亮代表は無店舗で出張買取を行なっている。お客の自宅に入る出張買取は、信頼獲得が不可欠であり、電話応対をはじめとするコミュニケーションを最重要視している。また、訪問の際はマナーに気を遣い、査定額の出し方を工夫することでリピーターを獲得している。

信頼され期待に応える出張買取を実現

べにくらげ 生まれも育ちも生粋の千葉人。高校卒業後の10年間、鉄鋼関係の企 業に勤務。

略歴

生まれも育ちも生粋の千葉人。高校卒業後の10年間、鉄鋼関係の企業に勤務。結婚後、上の息子が自閉症であることが判明し、その子が将来的に働けるような場を作りたいと思い、2021年から副業として買取をスタート。22年に退職して起業した。

「自分が役に立てていると感じる現場に出会うと、この仕事をやっていて良かったなと思いますね」と語るのはべにくらげの川島雄亮代表だ。それを実感した案件がつい最近もあった。

老夫婦を感激させた
迅速対応と買取り

川島代表のもとに、ライブバーを借地で経営していた老夫婦から電話があり、急に地主から立ち退きを迫られて困っているという。そこは自宅兼店舗となっていて、音楽機材、厨房機器、家電などの大きな物から生活用品まで大量に物があった。

川島代表はその日のうちに訪問し、値段が付く物は買い取って現金化するように努力した。老夫婦は感激し、「お兄さんに頼んでよかったです。また新しいお店をやるつもりなので、是非来てください」とお礼を言われたという。

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第587号(2024/07/10発行)27面

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