「成熟するお酒の世界」第7回、業者オークションの世界

検索

テクノロジーの力でリアル店をアップデートしよう! Reuse×Tech Conference for 2025

「成熟するお酒の世界」

「成熟するお酒の世界」第7回、業者オークションの世界

2024年07月29日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

これまでお酒の在庫換金手段として、お酒専門業者への卸販売や、日本国内で開催されている道具市場などが多く活用されてきました。

お酒の価値を最大化「Lオク」

輸送時の破損や紛失、関税
海外での販売は減少傾向

蔵王 業者オークションの世界

世界のオークションハウスでの競りに関しては、現地では高く落札されているように見えます。しかし、輸送する際の破損や紛失リスク、また各国でアルコールの関税や物品税が高額に設定されているケースも多いことから、実質の最終手残り額を計算すると、リスクを背負うほどのメリットが少ない傾向です。

金や時計と同様、お酒も税関での取締まり強化商品の対象になり始めています。また、そもそもお酒の価値が高騰している事が今は広く認知されています。数年前からは、個人でお酒を海外に運ぶブローカーもほとんど見なくなりました。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

第588号(2024/07/25発行)28面

Page top
閉じる