今年2月末に初めて開催した古着イベントの第2回目を、7月13日・14日の土日に開催しました。初回はこの連載でも書いたように、来場者数・出店者の売上等は上々の出来でしたが、主催の僕個人は収支マイナスという微妙な結果に終わっていました。その悔しさをバネに、すぐさま2回目の開催を計画。初回である程度出来上がったフォーマットに、さらに肉付けをした内容を中・四国エリアのさまざまな古着店に提案していきました。そして以前は10店程度だった店舗数が、今回は計26店にまで膨れ上がりました。
悔しさで再挑戦 規模と日程を2倍に
営業がいらない状態に
屋外ブースを増設した
今回も初回同様にインスタを中心に情報発信していき、3月上旬には日程や開催場所の告知を始めていました。初回は、ほぼ自分の足を使って出店店舗をかき集めたわけですが、2回目の出店申込は告知を見たという先方からの問い合わせ(インスタのDM)で自動的に集まり、ほとんど営業がいらない状態になりました。新規出店者に同イベントを知った経緯を聞くと、「インスタで古着催事を探してたら見つかった」とのことで、やはり古着系イベントは出店者側からも極めてニーズが高いのだと思いました。
新しく屋外ブースも増設しました。屋内施設のすぐ隣にある屋外広場で、屋内同様に行政が管理するスペースです。貸出費は割安で、1日2000円~5000円程度でした。課題は、ブースの割り振りや雨天時など、屋外のため経験のない対応が出てくる点でした。そこで、同屋外広場で先にイベントを行っていたマルシェを現地で見学し、責任者の方に話を聞いて、対応をイメージしていきました。
第589号(2024/08/10発行)20面