パステック、油利 寅生社長インタビュー

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パステック、油利 寅生社長インタビュー

2024年10月08日

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Inter View

中古スマホで急速な成長を見せるのが中古スマホ買取店「モバステ」を運営するパステック(北海道札幌市)だ。海外販路を強みに毎年のように急成長を続け、前期に売上高は200億円を突破。人材採用も順調だ。その要因は、徹底して「勝てる勝負で戦う」という同社の方針がある。

中古スマホで売上200億円

弱者の戦略を徹底で成長
未経験者採用で人材確保

パステック 油利 寅生社長パステック
油利 寅生社長

携帯代理店のつながりで
リユース事業を立ち上げ

──油利さんとパステックの沿革を教えてください。

油利 はい。もともと自分は携帯電話の代理店の会社を運営していたんですが、2008年ごろから、携帯の代理店ビジネスが落ちていくと感じ、次の事業を探していました。そこで、フリーペーパーの事業を立ち上げたのですが、上手くいかなくて、半年ぐらいで撤退したんです。しかし、そのなかでフリーペーパーの広告営業で、良かった業界が2つあって。それが美容整形と、リサイクルだったんです。

──それでリユース事業の立ち上げを視野に入れたわけですね。リユースのなかで、中古携帯を商材にした理由は。

油利 そのころ、昔の代理店つながりの人たちから、ガラケーを代行販売してほしいという依頼を受けていました。それを途中から在庫を買い取ってECで販売する方針に切り替えたんです。そのときですね、会社にしたのは。

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第593号(2024/10/10発行)11面

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