ペンギントレード 手競りのブランド古物市
2024年09月07日
ペンギントレード(東京都渋谷区)は9月1日にJRB(東京都中央区)からオークション事業を譲り受け、手競りのオークション運営を開始する。それに伴い、従来の「JRB協会オークション」から「JRBオークション」に名称を変更した。
JRBから事業譲受
毎月第2、第4木曜日に実施する
同社は今年の6月から事業者向けのオンラインオークション「ペンギンオークション」を開始。ペンギンオークションはBランク以上の状態の良いアイテムが出品されるが、JRBオークションでは、それよりランクの低いアイテムが中心。「商品ランクの低い低単価~中単価の商品はオンラインで出すにしても単価が低く、商品のコンディションを入念に確認するなど、工数も多い。手競りのオークションにはそういった商品を出してきたい」と佐藤佑一社長は言う。
ルイ・ヴィトンを中心としたブランドバッグやノーブランドジュエリーなどを出品する。出品数は徐々に増やしていき、従来のJRB協会オークションのおよそ2倍となる2000点まで拡大する予定。その半分は同社の仕入れた商品を出品する。
第591号(2024/09/10発行)3面