ラグタグ 二次流通への参入支援
2024年06月24日
アパレル大手ワールドの子会社で古着ショップ「ラグタグ」を運営するティンパンアレイ(東京都品川区)は5月から自社の買取スキームの提供を開始した。メーカー業や小売業などの一次流通企業が二次流通への参入が相次ぐ中、買取スキームを提供し、二次流通支援に乗り出す。
パタゴニアに買取スキームを提供
買い取った商品は東京都国立市の商品倉庫で管理する
同社は1985年に東京・原宿にラグラグ1号店を出店するなど、39年にわたり古着事業に取り組んでいる。現在はラグタグを中心とした26店のファッションリユースショップを展開している。
二次流通の支援先として、5月からパタゴニア日本支社(以下、パタゴニア)に対して買取スキームの提供を開始。パタゴニアは「Worn Wearプログラム」を通じて不要になった自社製品を買取販売している。その際の買取業務において同社のスキームを活用する形だ。買取フォームの開発から査定、商品管理、納品まで同社が担う形となる。
第586号(2024/06/25発行)3面