THINKフィットネス 中古トレーニング機器の販売好調
2024年06月08日
トレーニング機器の販売やジムの運営を手掛けるTHINKフィットネス(東京都江東区)は、中古トレーニング機器の販売が好調だ。新規のジム出店やリニューアルによる需要で中古のトレーニング機器の需要が伸びており、販売数は前年から2~3割伸びている。
レイアウト提案の要望も増加
ジムの新規出店が増加し需要が伸びている
同社は1986年に設立。トレーニング機器の販売や買取りのほか、1995年の4月にはGOLD'S GYM FRANCHISING(ゴールドジムフランチャイジング)とフランチャイズ契約を結び、国内におけるゴールドジムの運営を手掛る。
帝国データバンクの調査によると、フィットネス事業を展開する主要な大手15社の店舗数推移は、コロナ禍の影響を受けた20年末時点以降から1000店舗以上拡大しているという。ジムを出店するにあたり、コストを抑えるために中古のトレーニング機器の需要は伸びている。
中でも「サイベックス」や「ライフフィットネス」などのナショナルブランドのニースが高く、「ジム開業する際にトレーニング機器をナショナルブランドで揃えたいけど、新品だと高いという時に当社を利用してマシンを購入する層が多い」(フィットネスプロダクツ事業部営業第2グループの白井哲之課長)。状態やマシンの種類によって異なるが新品の3~4割ほどで購入できるという。
第585号(2024/06/10発行)3面