書画市 御堂會 25年新年大会、出来高3500万円
2025年03月05日
美術・骨董品売買の縁(大阪府大阪市)は1月、「書画市 御堂會」の大会を開催した。2日間で累計約100名が参加し、出来高は3500万円だった。道具類の出品は例年の2倍になった。
トップ賞に「金のインゴット」の試み
競りの様子。振り手は原裕依子担当部長(中央)
御堂會は22年に開始した新興の書画市。掛け軸などの書画を中心に、古書、木版画、古道具などを扱う。奇数月の月末に開催しており、年2回の大会では2日間開催となる。
1月大会では特に道具の出品が伸び、例年の2倍以上の量となった。縁が手がける遺品整理や残置物の回収・買取による「初(うぶ)道具」が好調で、出品数を伸ばした。出来高は例年並みだった。
第603号(2025/03/10発行)4面