ベクトル、宅配買取の新サイト 400ブランド専用ページ
2017年05月01日
400ブランドの専門ページを予定
古着買取店94店(FC含む)やネット販売・買取サイトの運営など行うベクトル(岡山県岡山市)が3月21日、ブランド衣類やバッグ等の宅配買取サイト「ブランドイン」を新たにオープンした。
ブランドインの中に複数の買取ページをもつ。写真はフォクシーの買取
同サイトは様々なブランドごとの買取ページを持つのが特徴。4月7日時点で35ブランドのページを設けており、今後これを400に拡大する予定。ハイブランドからインディーズまで幅広く扱うと言う。2020年までに同サイト単体で月間1万8000件の買取りを目指す。
特化型の買取ページを複数作ることで、所持するブランドごと異なる客層に対して効果的にアプローチを進める考えだ。買取りにおける「セグメント戦略」(村川智博社長)を取ると言う。
セグメント戦略は同社が掲げる重要な指針。ネット販売でも中〜高価格帯古着の「ベクトルパーク」や、低価格帯専門の「フクカオ定額980」など客層に応じた展開を進めている。ブランドインは買取りにおけるセグメント戦略の第1弾となる。
ベクトルの2017年4月期売上高は45億円の見込みで、再来期には175億円を計画している。昨年1月に大型ネット出品センター「ベクトルグローバルポート」を設置。「現在1日で2000点」(村川社長)と、ローコストで効率良く出品できる体制を作っている。
ベクトル 村川智博社長
414号(2017/04/25発行)8面