リサイクルハスキー、小さな店の生き残り策

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リサイクルハスキー、小さな店の生き残り策

2017年09月12日

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バイクで出張買取

光清之紀代表が3年前に立ち上げたネット型総合リユース店「リサイクルハスキー」(東京都江戸川区)。同店は「ターンテーブル」「電子たばこ」「野球道具」などニッチな商品の買い取りを前面に出している。買い取った商品はヤフオク!やフリマアプリで販売。売り上げに波はあるものの、いい時には月商100万円を売り上げるようになった。個人事業主が生き残るためにやっていることがある、と言って教えてくれたのが「乗り物」と「時間帯」に工夫をこらすことだ。

「電子たばこ1つとか、商品が少ない時はバイクで行きます。ガソリン代も駐車場代も、車で行くよりコストを抑えることができるからです」

低コストで機動力の高いバイクを使うことで、小型で低単価の商品への出張買取依頼にも対応できる。そのため他社が採算が合わないと断った案件が同店に転がり込んでくる。バイクで店主自らが出張買取に行くことも珍しいため、お客との会話の糸口にもなると明かす。

もう一つ行っているのが、出張買取の依頼を夜にまとめること。夜間は道路が空いている上、仕事が終わってから夜間に対応してほしいというリクエストも多く、利用者からも喜ばれ二者両得だと話す。

リサイクルハスキー 光清之紀代表リサイクルハスキー 光清之紀代表

423号(2017/09/10発行)2面

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