フローレス書類送検、無登録の象牙取引か
2017年09月12日
象牙を無登録のまま取引きしたとして、種の保存法違反の疑いで貴金属商「フローレス」の社長やお客が書類送検されたと報道されている。
象牙はワシントン条約で国際取引が規制されており、国内では無登録象牙の譲り渡し等が禁じられている。だが、同社はお客から無登録の象牙9本を引き取った疑いが持たれている。
同社は登録申請のために象牙を預かっていたと供述しているよう。
背景には、6月2日に行われた象牙を取り扱う事業者に対する規制強化がある。国際的に象牙管理強化が求められており、日本も環境省が象牙在庫把握キャンペーンを開始している。
423号(2017/09/10発行)2面