野球用品買取サービス「ピンチヒッター」。スポーツ店の下取り支援で、提携店180社に拡大
2018年06月15日
野球用品買取ピンチヒッター
スポーツ店の下取り支援
提携店180社に拡大
野球用品買取サービス「ピンチヒッター」を運営するRafaEvent(長崎県諫早市)は、3月よりスポーツ用品店向けに下取りの提携募集を始め、180社に達した。今期中に300社、年商は前期約2・5倍の7億円を計画する。
同社は業者・個人から月1万8000点の野球グローブを買取っている。提携の仕組みはこうだ。お客は提携のスポーツ店に古いグローブを下取りに出し、売価から査定額分を引いた金額で実質負担を減らし購入することが可能。
▲提携店の野球グローブのコーナー。POP作成などの販促支援もしている
また下取りに出した店からクーポンがもらえ、新品購入をより手軽にする。
「一度に3~5個のグローブを下取りに出して新品を買うと、実質負担0円で高額グローブの購入が可能」(吉岡拓哉社長)。
古いグローブは最終的にRafaEventに売却され、同社は査定額をお客に振り込み、査定額の2割を提携店に還元する。
また、同社は提携店と下取り目標や新品販売目標を共有しながら、販促ツールの提供支援をしていく。
「野球グローブの高額化と野球人口減少により、販売が伸び悩む店舗の販売支援と、買い替えを活発にしていきたい」(吉岡社長)。
同社は長崎、広島、愛知、東京にオフィスを構える。
▲吉岡拓哉社長
第441号(2018/06/25発行)4面