ヒューマンフォーラム、大阪に大型古着店
2019年03月11日
大阪に大型古着店
コンセプトは「USED拡張」
カジュアルファッションの古着等を扱うアパレルショップ「スピンズ」等を運営するヒューマンフォーラム(京都府京都市)は3月16日、大阪市中崎町に大型古着店「森」をオープンする。同店のコンセプトは「USEDを拡張する進化型古着屋」。リユースやリサイクルだけでなく、リペア・リメイク等も手掛ける事で、古着の価値向上を図る。価値向上を図るは、古着・新品・雑貨等が混在したテーマ別コーナーが各所に設けられる。
例えば「世界」コーナーでは、オープン時に同社のバイヤーがメキシコ等の中南米各国で実際に買い付けた古着や小物を販売。「ブランド」コーナーでは、一つのブランドの古着だけをラインナップ。「スポーツ」コーナーでは、中古ユニフォームや中古のサッカーボール等を置く予定だ。「Re:circle GALLERY」コーナーではリメイクブランドを取り揃える他、同社が手掛けるアップサイクルブランド「MEND」の商品も販売される。
店内中心には、ミシンが4台置かれた「Re:circle STUDIO」が設置。提携する服飾専門学校の学生が、ミシンを使って古着のリメイクや丈詰め等を行う。同店のターゲットは、老若男女問わず幅広い年齢層。「スピンズ等は、比較的若い方がターゲット。しかし、大人も楽しめる古着屋を作りたいという想いが同店をオープンさせる原点です」とPR担当の宮崎洋輔氏は話す。将来的には、店頭での古着買取やリサイクルボックスの設置、古着の月額サブスクリプション等の実施も視野に入れる。
第459号(2019/03/10発行)2面