ゴルフ・ドゥ 栃木に新品アパレル店を出店
2019年03月28日
▲ゴルフ・ドゥが新品アパレル業態を始動(写真はゴルフドゥ!新大宮バイパス浦和店)
栃木に新品アパレル店
ワールド子会社FCに加盟
中古ゴルフ用品店を直営・FCで79店展開するゴルフ・ドゥ(埼玉県さいたま市)が、4月中旬より新品アパレル事業を始める。ワールド子会社とFC契約を結び、レディースアパレル店をイオン栃木店に出店。ゴルフ・ドゥは同業態を3年で10店まで拡大し新たな収益源に育てる。
ゴルフ・ドゥ初の新品アパレル業態は、ワールドグループが全国に直営・FCで328店(2018年9月末時点)展開する「シューラルー」だ。ゴルフ・ドゥは同業態の展開を通し、30~40代女性をメインターゲットに中心単価3000~4000円の衣料や服飾雑貨を販売していく。FC本部となるワールド子会社のワールドフランチャイズシステムズでは、FC店に対し商材供給と運営面における支援を行っている。ゴルフ・ドゥはゴルフ関連事業の既存人員からの異動を行わず、当分は社員とパート ・アルバイトスタッフを含め、従業員を新たに採用しながらシューラルーの多店舗展開に対応していく考え。
また、同社は「ゴルフドゥ!」の店舗本部としてFC展開事業も手掛けており、今回シューラルーへのFC加盟によって、「これまでと逆の立場でFCビジネスに携われることは、自社のFC事業の見直しやサービス向上に役立たせていける」(社長室・人財開発室西山典利室長)と、相乗効果も睨んでいる。同社の2019年3月期の会社売上高は48.9億円の見込み。「天候不順やメーカーのヒット商品に芳しい動きが見られなかったこと」(同室長)が要因となり、前年比5.9億円のマイナス予想。
第460号(2019/03/25発行)4面