リサイクルポイント東京、ドローン展示会に出展 法人買取の知名度広げる
2019年04月13日
▲ワークショップの様子
ドローン展示会に出展
法人買取の知名度広げる
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)が主催するジャパン・ドローン2019にリサイクルポイント東京(東京都八王子市)が出展した。ブース出展のほか、ドローンの中古買取サービスに関するワークショップも開催した。呉社長は中古ドローンの市場はまだまだ小さいとし、「まずは法人向けに買取サービスの認知度を向上させたい」と出展の目的を話した。リサイクルポイント東京が開催したワークショップでは、法人を対象とした買取サービスの概要を話した。
ドローンは毎年技術が向上していることから、法人の新品購入ニーズが高い。下取りを活用することで、新たなドローンを購入する際の負担軽減につながるとローンを購入する際のアピールした。中古ドローンの買取相場検索サイトの正式リリースも見込む。サイト上で独自に算出した下取り価格を公開する。ユーザーが納得すれば、そのまま買取依頼をすることができる仕組みにするという。下取りしたドローンはメンテナンス後中古品として再販する。ビギナーやドローンを試用したい層に一定のニーズがあると踏んでいる。
イベント期間中、ブースでは新たに代理店資格を取得したParazero社製品などを紹介した。新たに販売する同社のパラシュートはドローン墜落時などに射出するもの。米国では保険割引が適用される製品で、普及が進んでいる。「歩行者や建造物などを事故から守ることができる。国内におけるドローンの利用促進につながる」(呉社長)。中古と新製品の両軸でドローン市場での存在感を強めていく考えだ。同イベントは3月13日~15日にかけて幕張メッセで開催された。ドローンのメーカーや関連サービス事業者など222団体の出展を集め、1万5000人近くの来場があった。
▲呉 利輝社長
第461号(2019/04/10発行)4面