阪急メンズ東京、リニューアルで中古フロア誕生 家具・古着・レコード等販売
2019年04月13日
▲広々とした試聴室は百貨店初の試み
リニューアルで中古フロア誕生
家具・古着・レコード等販売
阪急阪神百貨店(大阪府大阪市)は3月15日、東京都千代田区にある百貨店「阪急メンズ東京」をリニューアルオープンした。「ヴィンテージ&リバイバル」がコンセプトの7階では、古着や中古家具等を取り扱う。これまで百貨店であまりカバーされなかった中古品も揃えることで、幅広い客層に対応する。
7階は、中央にヴィンテージアイテムの取扱店を集め、壁面にリバイバル製品を扱う店を配置した間取り。エレベーターから同フロアに入ると、中央手前にビーズインターナショナル(東京都目黒区)が手掛けるヴィ
ンテージインテリアショップ「Mid-Century MODERN」が登場。20世紀に活躍したデザイナー・イームズ夫妻による「イームズチェア」等を取り揃える。奥に進むと、レコードやステレオ機器を扱うギンザレコードが見える。
同店の最たる特徴は、百貨店初となる試聴室。広々とした空間に、総額約1500万円のステレオ機器を設置。お客は店内のレコードを自由に試聴できる。「試聴室にはソファ等も設置しており、自宅に似た空間を演出しています」(南部竜雄ストアマネージャー)中央スペース最奥に構えるのは、ヴィンテージアパレルのセレクトショップ、STRAY SHEEPだ。欧州等で直接買い付けた服や靴、鞄、帽子等が店内を彩る 。
第461号(2019/04/10発行)4面