【一問一答】ハピネス・アンド・ディ、コメ兵と買取サービスで協業
2019年04月14日
新品インポートブランドのセレクトショップ「ブランドショップ ハピネス」「GINZA Happiness」を展開するハピネス・アンド・ディ(東京都中央区)は、今月からコメ兵とブランド品の下取・買取サービスでの協業を開始した。同社取締役・田篤史氏に狙いを聞いた。
コメ兵と買取サービスで協業
新品販売の機会を拡大
--協業の内容は。
田 当社の店舗で商品を購入したお客様に、コメ兵での宅配買取を案内する。同サービスを通じて買取が成立した場合に、ハピネスで使える商品券を進呈する。
--中古に取り組む背景は。
田 リユース業界とのパイプづくりをしたかった。ハピネスなどで「買取はやっていないの?」という声がお客様から挙がっていたことや、使わなくなった商品をたくさん抱えている人々が自社顧客の中にもいるのではないかと考えたことも理由。お客様はブランド品の売却が容易になり、当社は新たな商品の購入機会を拡大できる。
--どれくらいの効果を見込んでいるか。
田 中古品は専門外であるため、未知数。今期計画にも数字は入れていない。
--コメ兵を協業相手として選んだ理由は。
田 上場企業かつ歴史があり、社内的にもお客様にも安心感を与える存在だからという点に尽きる。
--サービスの実施店舗数は。
田 当面は約40店舗。昨年開始した新業態「Le Bonheur Parfait(ル・ボヌール・パルフェ)」のれ4月19日、20日にオープンする。これらを含む全80店舗に順次拡大していく。
第461号(2019/04/10発行)5面