中古PCのTCE、秋葉原に2号店 駅近立地で商圏拡大

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中古PCのTCE、秋葉原に2号店 駅近立地で商圏拡大

2019年05月25日

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要約すると.ブルー.png

・TCEが秋葉原に出店、店舗数が8店に拡大
・PC初心者への開拓を視野に既存店との差別化を図る
・個人のSNSでの発信で既存客からの反響も高い

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中古パソコンショップ「PCコンフル」を展開するTCE(兵庫県伊丹市)が、4月に秋葉原に新店を出した。店舗数は8店に拡大した。秋葉原では2店目で、名称は「秋葉原2号店」。同エリアでの商圏拡大を図る。

1-C① - コピー.JPG▲PCコンフル秋葉原2号店

3年半前に出店した秋葉原の既存店が、「ペースを落とすことなく売上を伸ばしている」(執行役員 新沢詮仁氏)という。

1-C② - コピー.JPG▲執行役員 新沢詮仁氏

新店は、ジャンク通りに立地する既存店から、大通りを挟み立地する構図。秋葉原駅からより近いエリアへ店構えをした。ジャンク通りをメインに散策する玄人のユーザーに加え、駅近の環境を活かし、PC初心者など新規開拓をする。しばらくは既存店の在庫を2店で分け合い販売するが、今後は既存店との特色に違いをつけていく。

「新店出店から間もなく、1台4万円程度のレノボのエックスワンカーボンを既存店と合わせて150台入荷したところ、2日で完売。個人によるSNSでの発信の影響か、既存客からの反響が高いようです」(新沢氏)

同社はリースアップPCを法人から買取り、店舗とネットで販売。データ消去やキッティングなどサービス売上を含めた、2018年2月期の会社売上は8.4億円。うち中古売上が6.5億円。19年2月期は、期中に大阪と名古屋で新店を出した。店舗増と法人販売営業の強化で、会社売上は前年から3億円超増の11.5億円。

また4月には、大阪梅田にも新店出店。同社では初めてビジネス街に店構えをした。

第464号(2019/05/25発行)1面

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