オークションハウス加納《古物市場データ》98%の高い成約率売れる商品をアドバイス
2019年06月20日
会場
埼玉県さいたま市岩槻区大字徳力798-9
開催日
(道具)4日、14日、24日(リサイクル・洋服・新物・小物・ブランド)9日・19日・29日
時間
10:00~20:00ごろ
98%の高い成約率売れる商品をアドバイス
35年の歴史を持ち、家電家具を中心に幅広い品目を取り扱う古物市場がオークションハウス加納(埼玉県さいたま市)だ。競りへの参加人数は1回当たり50〜60人で、ネット業者が80%、そのほかがリアル店舗を持つ人々となっている。参加者は伸び続けており、1番の理由は98%という高い成約率。売り手に売れる商品のアドバイスをすることに加えて、代表の加納光正氏自身が買い取ることもあり、商品が残ることはほとんど無いとのこと。
毎月4のつく日に道具市、9のつく日に洋服、小物、ブランド新品市を開催。販売業者は200以上で1回の出来高は350万円ほど。競りは午前10時開始で20時ぐらいに終了する。以前は深夜までかかることもあったが、時間の短縮で参加者の集中力を切らさない。ネット関連の商材を求める20〜30代の参加者も多い。
35年の間に商材は変化。それらに順応し、売れづらい商品もセット売りを行うことで購入率をアップさせている。販売業者が24時間商品を納入できる体制も用意。また、競りで高く買いすぎた人には助言をし、適正な市場価格で販売する。取引先への信頼と、業界を育てていく姿勢が同社の評価に繋がっている。
「素早い換金で売り手の期待に応えることを最優先に運営を行ってきた。売れ筋の商品というのは明言しづらいが、7〜8年前からカセットテープ、ビデオなどが人気。まず1度売りに来てみて、35年やってきた現場を見てほしい」(加納代表)。
平均出来高:350万円
平均出品数:500〜600セット
平均参加社数:60社
年会費:なし
入会金:無料
参加費:1500円(食事付き)
売り歩: 10%(ブランド、貴金属は5%)
買い歩:5%
第465号(2019/06/10発行)13面