AACD、基準外商品の展示会を東京と大阪で開催「2日間で300名が来場」

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AACD、基準外商品の展示会を東京と大阪で開催「2日間で300名が来場」

2019年11月06日

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AACDは中古ブランド品の本物(基準内)と偽物(基準外)を見比べる展示会を聞いた。商品を並べるだけでなく、セミナーや真贋テスト、相談会などを催し、会は盛り上がりを見せた。

AACD(東京都千代田区)は10月8日に基準外商品の展示会を東京で実施した。大阪でも開催され、合わせて計300名が来場。新たに午前と午後の二部制を採用するなど順調に会の規模を拡大している。

合計で300名が訪れた合計で300名が訪れた

360平方メートルの会場には600点の基準外・内商品が集まった。そのうち全体の半数がバッグで、3割がアパレル、残りが時計やアクセサリー、シューズ等だ。

見本品は加盟企業から集まった見本品は加盟企業から集まった

宝飾の相談窓口、セミナー、判断が難しい商品の真贋が体験できる「チャレンジコーナー」なども用意。

セミナーも開催セミナーも開催

参加者は展示された品を手に取って、委員会メンバーと意見を交わしながら真贋した。要点がまとめられたボードを真剣な表情で見つめ、熱心にメモを取る参加者もいた。参加者の一人は「私は時計の担当をしていて、ここでは普段扱えないバッグの真贋体験ができて有意義だった。これだけ基準外商品が集まる機会はなかなかない」と話した。

熱心に話し込む様子が見られた熱心に話し込む様子が見られた。委員会メンバーが積極的に声をかけ、参加者側は感心したように話を聞いていた。真剣に真贋する中で時折笑い声が聞こえる和やかな雰囲気だった

また参加者の大半はリユース業者だが、そのうち1〜2割は輸入業者だった。話を聞くと「輸入業者にも真贋の知識が必要。お客様から『これは偽造品ではないか?』と質問されることがあり、それに答える必要がある」という。

参加資格は会員企業、FC企業の社員であること。会員企業であれば参加費は無料だ。(FCの場合は一名につき5000円)

第474号(2019/10/25発行)15面

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