共通の趣味は服と時計~交友録(97)髙山質店 永田和也氏~
2019年11月23日
第97回 交友録
髙山質店 永田和也氏の交友録
髙山質店 |
HIRAKOBA |
共通の趣味は服と時計
仕事でもセンスを発揮
リサイクルショップHIRAKOBAを運営する平古場哲也さんと出会ったのは3年前、宝石の仕入れ市場です。
私は実家が長崎にあって、佐世保から通勤しているので、平古場さんの名前は以前から知っていました。話してみると、この業界で滅多にいない同い年ですし、お互いの趣味が洋服と時計という共通点もあって、すぐに親しくなりました。
平古場さんは20歳位からリユース業界で仕事をはじめ、鑑定歴12年のキャリアの持ち主です。お父さんが骨董関係の仕事をされているので、子供の頃から骨董や中古品に馴染みがあったことから、リサイクルショップを開業したそうです。
店舗に行ったことがありますが、ショーケースの商品の並び方が実に綺麗なんです。個人的にもセンスが良くておしゃれなのですが、そのセンスをビジネスでも発揮しているところがすごいですね。
奥さんと店を運営していて、平古場さんは仕入れを担当しています。月に20日は店の外にいて、休みは月に1日か2日しかとらず、その熱心な仕事ぶりは尊敬に値します。
私もバイヤーをしているので市場で顔を合わせることが多く、よく一緒に飲みに行きます。イケメンで素面の時はクールな印象ですが、お酒が入るとよくしゃべり、気さくで笑顔が素敵な人です。
商圏が重ならないのでビジネスの話もでき、相談にものってもらえる大切な仕事仲間です。
第475号(2019/11/10発行)17面