シェアリングエコノミー協会、約1300人を動員し「シェアサミット2019」を催行
2019年12月18日
シェアリングエコノミー協会(東京都千代田区)は11月11日に虎ノ門ヒルズにて「共創・共助がつくる令和時代の新しい経済」をテーマとした「シェアサミット2019」を催行、30以上の法人が出展した。約1300人が集まったという。
協会の理事が開催の挨拶を行った
ラクサス・テクノロジーズ(広島県広島市)の児玉昇司社長や、メルカリ(東京都港区)取締役の小泉文明氏がトークセッションに参加した。また内閣府副大臣の平将明氏や、サッカー元日本代表の本田圭佑氏からメッセージが寄せられる等、シェアリングエコノミーへの関心の高さが伺えるシーンも見られた。
「所有から利用へ」のトークセッションにおいては、電通デジタル(東京都港区)サービスマーケティング事業部長安田裕美子氏による、デジタルネイティブ世代がリセール前提の購入を行うとしたデータを発表した。
また「SDGs」のトークセッションにおいては、メルカリが海外で評価されており、そのポイントとしてリユースを促進しつつソリューションをマネタイズしているという点を挙げた。
協会の広報担当は「大手企業のスポンサーさんにも協力いただき、これまで新しい概念だったシェアリングエコノミーが、これからの経済を創るフェーズになっているという手応えがあるサミットになった」と話した。
第477号(2019/12/10発行)7面