古着店のバズストア、西東京にドミナント展開 高円寺に新店
2020年01月16日
西東京で古着店「バズストア」をドミナント展開しているのが、リンク(東京都練馬区)だ。12月には高円寺に新店を出し、杉並区に進出した。これで店舗は13店目。内装設計をほぼ均一化することで費用を抑えている。浮いた資金を人材育成や福利厚生の費用に充てているという。
高円寺パル商店街店(写真は開業前)
新店の名前は「高円寺パル商店街店」。12月20日より営業を開始している。同社はこれまで、駅近で45坪程の路面店をフォーマットに出店を重ねてきた。ラックやハンガーなど店舗什器を安価に揃え、「内装にこだわらず、店舗ごとの個性を出さない戦略」(夷英信社長)という。今後も年間1店のペースで出店していきたい考え。
左が夷(えびす)英信社長、右は直営部海老原弘二部長
同社は2011年創業。セカンドブランドの古着や服飾雑貨を多く取り扱っている。創業よりEC販売も並行して強化しており、現在自社サイトに加え、楽天、ヤフオク!、イーベイなど国内外ECモールで併売を実施している。独自開発したシステムを用い、在庫を一括管理している。
低コスト出店によって浮いた資金は、店長研修や接客研修、また社宅補助や子ども補助に回すなどし、スタッフの意欲向上に努めているという。
第479号(2020/1/10発行)17面