メキキとNOVASTO、合同で「買取を200%UPする実践1Dayセミナー」を開催

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メキキとNOVASTO、合同で「買取を200%UPする実践1Dayセミナー」を開催

2020年02月20日

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イベント潜入レポ

『メキキ(福岡県福岡市)』と『NOVASTO(大阪府吹田市)』が合同で「買取を200%UPする実践1Dayセミナー」を開催。1月24日に東京、25日に大阪の会場で行われ、各回で50〜60名ほどが足を運んだ。

東京会場の様子東京会場の様子

単価よりも接触数の増加を目指すべし

メキキの吉田悟社長による講演では、吉田氏が運営する買取店、「ものばんく(山口県下関市)」の事例を公開。ものばんくでは、来店したお客の性別や年齢、新規と既存の比率、再来店したタイミングなどを全て記録。3ヵ月以内に再来店した場合は固定客になりやすいことを突き止めたため、3ヵ月以内に足を運んでもらう施策を打った。

「初めて来店したお客には思い切った査定額をつける」(吉田氏)ことで相見積もりに勝ち、信頼を得て初めて高額商品の買取に繋げられるという。

吉田悟 社長メキキ 吉田 悟社長

また、買取量をアップさせるためには単価と来店頻度を上げる必要があり、特に来店頻度を上げることが簡単かつ重要として、顧客との接触が増やせる催事買取や、ものばんくの運営するよろずカフェの事例を紹介した。

Google活用法は1つじゃない

NOVASTO佐藤秀平社長は、業績が好調な「なんぼや」(運営:SOU、東京都港区)における来客のうち、約9割がウェブ経由であることを指摘。ネット集客に力を入れるよう呼びかけた。

佐藤秀平 社長NOVASTO 佐藤秀平社長

Googleを活用した集客の代表例はグーグルマイビジネスだが、ほかにもグーグルマップ検索でよりヒットしやすくなる工夫を公開。例えばグーグルマップにつけられたレビューに返信をしたほうが検索順位をあげやすいこと、表示される写真にスタッフの顔写真を載せ安心感を訴求すること、ストリートビュー機能を活用して店の全体を見渡せるようにすることなどを提案した。

両氏はこのほかにも、異業種との提携方法や宝石鑑定のコツ、在庫管理や中小買取店の将来展望などを4時間にわたり語った。今後両氏はオンラインサロンを開設し、リ店向けにコンサルティングを行っていく予定。

第481号(2020/2/10発行)10面

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