市川ソフトラボラトリー、EC出展者向けにRAW対応自動画像加工ソフト販売

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市川ソフトラボラトリー、EC出展者向けにRAW対応自動画像加工ソフト販売

2020年02月28日

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『市川ソフトラボラトリー(千葉県千葉市)』は1月、EC出店者向けに画像補正と白抜きを自動で行う「ECフォトアシスタント」を販売開始した。画像加工が容易なRAW形式に対応し、実物に近い色の写真を出力するため、色合いが違う等の返品トラブルを防止できる。

フォルダから画像を選び、自動で加工フォルダから画像を選び、自動で加工

ECフォトアシスタントは、画像の補正と切り取り、白抜き、そして編集した画像の出力が可能。出力はjpg形式とpng形式に対応する。

営業部の石田信広次長は「RAW形式の加工に対応しているのでリアルに近い画像を切り出せます」と話す。RAWは写真の保存形式のひとつで、データの圧縮がされないため、通常のデジカメに使われるjpg形式よりも画像編集がしやすい。

営業部 石田信広次長営業部 石田信広次長

このRAW形式の画像と、市販の「カラーチェッカー」をあわせて使うことで、ソフトが色合いを補正し、より現実の色に近い商品写真の撮影が可能となるという。

また、同社の画像補正技術を活かして、白抜きを行う際の輪郭ぼかしの度合いや、画像を切り取る位置の微調整ができる。例えば白背景に白いスニーカーを撮影した際に、スニーカーまで切り取られない調整に対応している。こうしたパラメーターを登録しておけば、フォルダから画像を選び、加工、出力が数回のクリックで可能になる。

対応OSはウィンドウズで、利用料金は年間3.6万円。3月末までは半額で販売を行う。

第482号(2020/2/25発行)5面

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