RITEA、HDD流出事件受けて「情報機器データ消去セミナー」緊急開催
2020年02月29日
『情報機器リユース・リサイクル協会(RITEA・東京都中央区)』は2月8日、「情報機器データ消去に関する最新動向」をテーマにセミナーを行った。情報機器のデータ消去やリユースに携わる企業から240人近くが参加した。昨年12月に起きた、「ブロードリンク」元社員による神奈川県庁のハードディスク流出事件を受けての緊急開催となった。
神奈川県庁HDD流出事件を受けて緊急開催
240人近くが参加した
セミナーの登壇者と講話内容は次の通り。「AOSデータ」の春山洋社長より「RITEAが推奨する情報機器からのデータ消去の手法について」、「ブランコ・ジャパン<」の佐原忠史会長より「安全なサニタイズ(抹消措置)フローについて」、同じくブランコ・ジャパンの三松基氏より「ソフトウェア消去のご紹介」、「アドバンスデザイン」の堀芳之氏より「磁気消去機と物理破壊機」、「日本システムケア」の家近茂社長より「ITADこれからの情報機器リユース・リサイクル」
同協会では、「情報機器3R&データ消去ガイドブック」の名称でガイドライン策定を行っている。今年中に新版のガイドブックを製作する予定。
第482号(2020/2/25発行)5面