I.C.S輸入カメラ協会、松屋銀座で第42回世界の中古カメラ市開催
2020年03月13日
『I.C.S輸入カメラ協会』は2月16〜21日、「第42回世界の中古カメラ市〜アンティークから新品同様まで〜」を松屋銀座で開催した。
昨年は中高年の男性や中国・香港・タイを中心とした海外バイヤーなどが訪れ、約2億1000万円を売り上げた。今年はI.C.S輸入カメラ協会に加盟する15社に加え、協賛11社、計26社が出店し、カメラ・レンズ・アクセサリーなど約1万点を販売した。
会場には若いカップルや女性、
外国人の姿もあった
同イベントには毎回、博物館級の逸品が出点され、「掘り出し物を探せる」「見ているだけで楽しい」と中古カメラファンから人気が高い。今年は松屋創業150周年記念レンズ「コシナ・フォクトレンダーノクトン50㎜/f1・2アスフェリカルVM」(11万7700円)が50点限定販売されたほか、「大物アクセサリー販売会」、1万円・2万円・3万円均一の「価格帯別コーナー」、「理由ありセール」、「タイムサービス」などの特別企画があった。
「創業150周年記念レンズは初日に完売しました。新型コロナウイルスの影響が懸念されましたが、毎年恒例のイベントなので、初日から多数のリピーターが足を運んで下さり、入場者数は想定以上に推移しています。この2〜3年、アンティークカメラに関心をもつ20〜30代の女性が増えているのも特徴です」(松屋リビング・呉服・美術部MD課バイヤー 佐藤一基氏)
呉服・美術部MD課バイヤー 佐藤一基氏
第483号(2020/3/10発行)3面