モノココ、中古家電セットで新生活支援 コロナで撤退の民泊から家財買取

検索

モノココ、中古家電セットで新生活支援 コロナで撤退の民泊から家財買取

2020年04月20日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リユース店の『モノココ円山店(運営:ルーツ・オブ・ジャパン、北海道札幌市)』が3月、中古家電のセット販売を始めた。新型コロナウイルスで新生活準備がままならない単身者を支援する。同店は、新型コロナで撤退した民泊業者から家財を買い取り、その家電をセット販売に充てている。

既に民泊業者3社と取引し不要になった家具家電を引き上げ、3月下旬時点で、約40セットを用意。セットには3プランを設け、最安では冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、掃除機の4品目を税抜1万8000円で販売する。従来行ってきた出張買取などを通じて調達していた家電も充てている。年式の目安は10年以内。

ルーツ・オブ・ジャパンはモノココをタイでも運営するほか、現地の観光業者とも連携し観光客を円山店に呼び込んでいた。だが、新型コロナの影響で、「今は訪日客減もあり、売上も3〜4割減」(湊源道社長)という。

湊源道社長湊源道社長

第485号(2020/4/10発行)3面

Page top
閉じる