中古スマホのレディオブック、フェラーリF1チームと提携

検索

中古スマホのレディオブック、フェラーリF1チームと提携

2020年05月01日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

法人を中心に中古スマホの買取販売を行う『レディオブック(東京都渋谷区)』がスクーデリア・フェラーリ(イタリア・マラネッロ)と提携すると発表した。海外向けリユース事業の展開と、国内向けにフェラーリブランドPRを行う。

「理念や互いの利害が一致し、スポンサーだとシナジーが弱いということで提携した」と話すのは板垣雄吾社長。同社の目的は海外進出だ。「フェラーリと組んでいる企業」をブランドに信用を獲得し、まず海外の法人向けに中古スマホの買取販売を目指す。「フェラーリさんのブランドをお借りして、まず世界各地でtoB向けに自社の浸透を図り、将来的に実店舗の運営を目指す計画」(同氏)。現時点で詳細は未定だが、複数社と提携準備中だ。

板垣雄吾社長板垣雄吾社長

一方でフェラーリの狙いは、国内向けのPR強化と、リユース事業参入にある。レディオブックがリユース事業と並行して行う独立支援事業を通じ、フェラーリのPR活動を行う。また、フェラーリもリユース事業への参入を目指しており、同社のノウハウを共有する。

レディオブックは14年創業。スマホの修理事業を経て、現在は法人向けスマホの買取販売やメンテナンスを主力に展開する。約200~300法人と取引しており、今期売上は約10億円を見込む。

第486号(2020/4/25発行)3面

Page top
閉じる