あんしん回収、富裕層相手に徹底リユース バケツも洗面器も輸出に

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あんしん回収、富裕層相手に徹底リユース バケツも洗面器も輸出に

2020年05月07日

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遺品整理トピック

「あんしん回収」の屋号で不用品回収を行う『WitBOX(東京都港区)』が好調だ。強みは徹底したリユースと富裕層への接客術だ。

同社が回収を行う際、他社がダンボールに詰めてしまう回収品も、「例えば衣装ケースがあれば、中の服を取り除き、輸出できる物を詰め込みます。バケツや洗面器も捨てず、中に丸皿を積み、ラップで巻いて輸出。梱包材として役割を果たすし、輸出先でリユースしてもらえるかも」(根本正美社長)。

回収品は金沢文庫と八王子にある計450坪の倉庫に送られ、状態の良いものはタイ、再利用ができるものはフィリピンへ輸出している。

また同社の強みは大手不動産会社との提携だ。大手不動産からの案件は富裕層がメインとなるため、接客術も磨く。「お客と会話が弾むように、地元の隠れた名店や歌舞伎などを勉強しています」(根本社長)。現在、月間70件程度の依頼を受けている。

リスティング広告代は3万円程度済む不動産との提携やSEOに注力したため「リスティング広告代は3万円程度済む」

第486号(2020/4/25発行)17面

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