東京修行時代を知る戦友~交友録(108)小海商会 小海康隆氏~

検索

東京修行時代を知る戦友~交友録(108)小海商会 小海康隆氏~

2020年05月09日

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

リサイクル業界リレートーク交友録

第108回 交友録
小海商会 小海康隆氏の交友録

小海商会_小海康隆氏

右矢印

くに商会_齋藤出氏

小海商会
(埼玉県さいたま市)
小海康隆氏(47)

くに商会
(埼玉県狭山市)
齋藤出氏(47)

東京修行時代を知る戦友 
市場運営の設計も出来る人

くに商会の齋藤出いずるさんと出会ったのは25年位前、東京のバーゲン会場でした。その頃、私は神田、出さんは別の質屋で修行中でした。出さんの方から「もしかして、埼玉の方ですか?」と尋ねてくれたのがきっかけで、親しくなったのです。

私たちは大学を出て暫く、質とは関係のない会社に勤めていて、それから東京の質屋で修行したという共通点があります。出さんは元ホンダの技術者でしたが、奥さんの実家である、くに商会に入社することになり、全く畑違いの質業界で働くことになったのです。

当時の修行は本当に厳しくて、私も大変でしたが、出さんは何の予備知識もなかったため、4年間で10キロ以上も痩せてしまいました。いわば戦友のような間柄なので、埼玉に戻ってからも、交友が続いているのです。

現在、私たちは埼玉西部質業協同組合の役員をやっており、月に一度、川越で市場を運営しています。出さんは頭が良い人なので、市場運営の大きな設計をしてくれて、本当に助かっています。

出さんは掛け値なしに人柄が良く、頼めば何でも快く引き受けてくれますし、温厚で怒ったところは見たことがありません。

プライベートでは多趣味な人ですが、趣味の一つがラジコンで、小学生時代にやっていたのを、大人になって再開したそうです。その点も私と共通していて、話が合うのです。東京で出さんのような人に出会うことが出来て、本当に良かったと思っています。

第486号(2020/4/25発行)19面

Page top
閉じる