ONZO、ヘッドホンを月々自由に交換 試聴から購入つなげる
2020年05月18日
サブスク最前線
ヘッドホンのサブスク事業を手掛ける『ONZO(埼玉県さいたま市)』は1月、サービスを正式リリースした。既に約300人が会員登録している。
ONZOは約200種類のヘッドホンを自由に利用・交換できる。正式リリースに合わせ、一部商品の販売も新たに開始した。サブスクの試聴体験を通じて購入へとつなげたい考えだ。
サブスクで集客し販売で収益化を目指す
料金は送料込でスタンダードで月1980円~、プレミアムで月4980円~に設定した。「地方では触れられる商品が限定的で、仮に試聴できても実際に使う環境では試せない。購入前に商品を聴き比べできることが強みです」(知場啓志社長)
知場啓志社長
同社は現在、7社のオーディオメーカーと提携し、商品を卸で仕入れる。特に6~7万円台のヘッドホン需要が大きいという。今後はレコメンド機能の搭載や、取扱う種類とカテゴリーを増やし、BtoB領域への進出を目指す。
第487号(2020/5/10発行)8面