マスト、中古ハイローチェアに伸び パパママの育児負担軽減に
2020年05月20日
巣ごもりでリユースいろいろ
「マミーズキッズ」の屋号で中古ベビー用品をネット販売する『マスト(埼玉県川越市)』では、ハイローチェアの販売が伸びている。
マミーズキッズのサイト
ハイローチェアとはゆりかごや椅子にもなれるマルチベビー家具。「育児をする上で絶対必要になるベビーカーやチャイルドシートと異なり、ハイローチェアは買う人・買わない人が分かれやすいが、外出自粛で室内育児の機会が増えているなか、パパママの負担軽減に一役買っているようです」(上楽宗之社長)
マスト 上楽宗之社長
これまでは月に30台程度売れていたところ、現在はその1.5〜1.8倍まで伸びている。売れ筋は手動式で8000円、自動式で1万5000円から。主にはコンビ社製だ。「例えば皿洗いしている横で、自動式のハイローチェアに乗せてゆらゆらさせれば5分でうとうと。寝かしつけが楽になります」(同社長)
同社ではリユース店から不動在庫品を買い取るなどして仕入れている。
第487号(2020/5/10発行)13面