アンカーネットワークサービス、中古PCは「都市鉱山」「万人万物共存共生」の理念掲げる
2020年08月09日
ミニインタビュー 第1回
市場の行方
コロナショックによって世界は混迷を極めつつある。リユース事業を行う企業もその規模を問わず、変革の波がやってきたと言えよう。本連載ではさまざまな業種・規模のトップに、今後の中古市場展望と会社の未来像を訊いた。今回は中古PC老舗のアンカーネットワークサービス(東京都葛飾区)と出張買取で成長中のアシスト(神奈川県大和市)の両社長を取り上げる。
中古PCのアンカーネットワークサービス 碇 隆司 社長
今後益々「シェア」の時代
途上国・衛生事業に将来託す
―― コロナショックは業績にどう影響しましたか?
コロナでの在宅需要で中古PCやモニター等の周辺機器も売れ、ウィンドウズOSの移行需要、昨年末のデータ流出事件によるデータ消去・破壊などのサービス部門の伸びで増収しました。6月末決算で、前期29億円程度に対し最新売上が約32億7000万円くらいでした。
第493号(2020/8/10発行)13面