三菱商事、ECの返品・返却・発送を自動化「スマリボックス」の設置加速する
2020年08月12日
EC・フリマの非対面発送を
ローソン物流活かし実現
「スマリボックス」
三菱商事(東京都千代田区)がローソン店内にECの返品・返却・発送などをセルフで行える「スマリボックス」の設置を加速させている。今月中に関東2000店舗で設置予定だ。その正体に迫る。
運用の流れ
設置数は1000台超今夏、台数倍増へ
「スマリボックス」はECサイトの返品やフリマアプリの発送などをセルフで行える機械。現在「ヤフオク!」「メルカリ」など5サービスの発送と、服の月額サービス「エアークローゼット」や試着可能なアパレルEC「ロコンド」等の約10サービスに返送・返品で対応する。
7月時点で1都3県に1000台程度を展開しており、大きさはコンビニ店内のプリンターほど。EC返品用のロッカー「ECスマリ」とメルカリ等の出品ができるポスト「アジャストボックス」、そして送り状を出力するプリンターと、iPadが埋め込まれている。
第493号(2020/8/10発行)14面