メルカリ、「ショッピー」と連携し越境販売開始
2020年08月24日
東南アジア台湾最大EC
「ショッピー」で越境販売
メルカリ、ブランディアが出品
東南アジアと台湾で最大規模のECサイト「Shopee(ショッピー)」を通じたリユース品の越境販売が増えそうだ。メルカリ(東京都港区)は8月12日、同サイトと連携し越境販売を開始すると発表した。また、リユース企業でもブランド品を中心に出品に乗り出す動きがあり、注目を集めそうだ。
メルカリがショッピーと連携し越境販売
「ワールドスイッチ」も連携
ショッピーは、Seaグループが2015年にシンガポールで立ち上げ、7ヵ国(シンガポール・マレーシア・タイ・インドネシア・ベトナム・フィリピン・台湾)に展開する東南アジア・台湾最大のマーケットプレイス。流通取引総額(GMV)は2兆円近くあると言う。東南アジアのネット経済規模は2025年に2400億ドルを超えるとの予測もあり、越境ECの新たな市場として注目を集めている。
メルカリはショッピーとの連携で、まず台湾向け越境販売を開始。メルカリに出品された商品の一部がショッピー上に表示される。注文が入った場合、BEENOS(ビーノス)の「Buyee(バイイー)」が代理で購入し届ける。4月から行った実証実験では、ブランド品やキャラクター・ファングッズが人気だったと言う。
第494号(2020/8/25発行)1面