深夜のみ開店 8月の月商、過去最高
8月には2店舗目を開いた
古本屋弐拾dB(にじゅうでしべる:広島県尾道市)は8月の月商が過去最高を記録するなど、好調だ。4、5月は売上が減少したが、徐々に盛り返し、8月には2店舗目を出店するなど却って勢いに乗っている。「コロナだからこそ攻めたことをやる」と藤井基二店主は話す。
同店は23時~翌朝3時までの4時間だけの「深夜営業」を売りとする古書店だ。2016年の創業時は「アルバイトと両立するため」という素朴な理由から深夜営業を始めたが、そのユニークな業態が話題を呼んだ。
第498号(2020/10/25発行)14面