中古「鬼滅」の買い場
古書、ホビー需要ピーク
「鬼滅の刃」(以下「鬼滅」)が話題だ。既にリユース業界でも多くの売買がなされ、ピークを迎えているという声もある。特に需要が"全集中"した古書とホビーの企業を取材した。
トイズキングのヤフオク!画面
「鬼滅」は漫画家の吾峠呼世晴氏により16年から「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した漫画作品。昨年4月からアニメ放映し、コロナの「巣ごもり」で話題が沸騰。映画は歴代3位の興行収入を記録している。現在単行本が22巻まで発売され、関連商品やコラボグッズの発売も盛んだ。
古書「鬼滅」需要が全集中
三洋堂は2万冊以上販売
複合書店の三洋堂書店(愛知県名古屋市)では、「鬼滅の刃」ブームにより、古書の「鬼滅」で売上が900万円に達した。「鬼滅コミックは既に2万3000冊を買取り、そのうち2万1000冊以上が売れている」(商品部 山本由孝部長)
第501号(2020/12/10発行)15面