便利屋ミヤナミ、愛され創業2年「断らない、ケチらない」月商200万
2020年12月28日
創業2年の愛され「便利屋」
仲間で助け合い、月商200万も
不用品回収を行う便利屋ミヤナミ(東京都北区)が好調だ。創業から2年を迎え、好調な月では月商200万円近くに上ることもある。便利屋の業務に学生の頃から携わっていた経緯から、多くの同業者と交流があり、そこからの紹介で多くの仕事を獲得している。
不用品回収の様子
「絶対に断らない」
不用品回収、引っ越し作業、草むしりの主に3つが同店の主力業務。中でも不用品回収の依頼件数がもっとも多い。他には「彼氏のふりをしてほしい」「物を探してほしい」など個性的な依頼が入ることも。同店の強みは「どんな仕事も基本的には断らない点にある」と宮南洋代表は話す。学生時代の頃から便利屋業に携わってきた宮南氏は、そこで各分野のスペシャリストとの繋がりを構築してきた。たとえば、家具の解体・組み立てに強い業者、エアコンの取り付けを得意とする業者、ライター業と不用品回収業を同時に手掛ける業者など、多種多様だ。そうした人脈を使うことで断わらざるを得ない案件を極力排除してきた。「自然と同業の輪が広がっていた。仲の良い業者との付き合いが高じて、協同組合をつくろうかという話も近々ある。共同で商品を販売する店舗の候補地を下見してきた」(宮南氏)
第502号(2020/12/25発行)17面