トレカ査定機を外販 来期中をめどに
トレーディングカードの読取査定機Tays
古本市場などを展開するテイツー(岡山県岡山市)では、来期中をめどにトレーディングカードの読取査定機の外販を開始する。Tays(テイズ)の名称でAI機能を搭載したアプリケーションを既に開発しており、昨年12月から直営店で活用を開始していた。現在認識率の向上とシステムを改良中だという。
テイズをインストールしたPCにスキャナを接続し、そのスキャナにトレカを通すと、テイツーのマスターデータから買取りと販売の価格が呼び起こされPC画面に写し出される。対応作品は遊戯王、デュエル・マスターズ、ポケモンなど10種類。1分間で30枚を読み取れる。美品からキズ有りの状態までランクを4つに分け、それぞれで価格を出すことができる。外販にあたり、導入店舗側が保有するPOSシステムとの連携ができるタイプも検討している。
第503号(2021/1/10発行)16面