商品画像専用の自動加工システム「ZenFotomatic(ゼンフォトマティック)」を開発したグラムス(大阪府堺市)では、2019年からささげ業務の代行を行っている。撮影・採寸・原稿(ささげ)の一連の流れが、1商品2分で終了するという、驚きのささげ現場を取材した。
ささげが2分で終了
POSとの連携が速さの鍵
グラムスオリジナルの撮影台。物撮りに最適な色温度のLEDライトを特注で作り、絶妙な位置に配置している。ZenFotomaticのユーザー限定で販売をしているが、口コミで良さが伝わり、現在1000台以上出荷している。3種類あり、価格は4万9800円から5万9800円
- グラムス 三浦大助社長
- グラムス 村上正継取締役
ささげ業務で一番重要なことは「ささげの作業に入る前の準備」と話すグラムスの三浦大助社長。
前準備とはPOSに基づいたバーコードを商品に添付してもらうこと。それを読み取りながら作業をすることで、速く、そして正確にささげ作業を行うことができる。
同社が開発した「ささげシステム」では、主にクラウドPOSの「ReCORE」と連携しているが、他のPOSでも連携可能だ。
第507号(2021/3/10発行)10面