セカスト台湾に学ぶ、コロナとリユース事情
2021年04月18日
ゲオグループのセカンドストリート台湾(台北市)が地盤を固めている。テストマーケから1年で3店舗まで拡大。同社に台湾でのセカスト事業、最新のコロナ事情、台湾と日本のリユース文化の違いを聞いた。
セカスト台湾に学ぶ コロナとリユース事情
2月開店、4月から買取も実施している2号店
台湾に3店舗設置
消毒・マスク励行続く
台湾は感染防止対策として、入国者に対する2週間の徹底した外出禁止と、マスク在庫確認アプリの開発を行い、コロナの拡大を抑えた。その中で進出したセカスト。業績は堅調という。
「台湾進出前に調査をする中でセカストが僅かに認知されていることがわかったんです」と話すのはセカンドストリート台湾の出口定治社長。20年8月に68坪・商品数7000点の1号店を若者の街「西門」エリアに設置。また100坪・商品数1万点の2号店を21年2月、微風南山atreに設置した。そして4月16日には3店舗目の台中新時代店を台中市に設置予定。90坪の空中店となる。
1・2号店の商材や客数、客単価などは日本のセカストとほぼ同じだが、メンズの割合が日本より高く、レディースと半々。集客はFacebookやLINEを用いたSNS広告が中心だ。
第509号(2021/4/10発行)12面