アルケミスト、「接客力強化」で買取平均単価1.5倍
2021年07月13日
滋賀県で家具家電、雑貨類の買取販売を3店舗運営するアルケミスト(滋賀県守山市)では、コロナ以後、社員を買取専任者に据える、など接客力強化を行うことで買取りの平均単価を約1.5倍増とした。
買取の平均単価が1.5倍
接客強化で
スーツ着用での接客対応
これまでアルバイトが行っていた買取対応を、知識のある社員を専任とした。買取機会の損失となっていた高単価商材の買取りに繋げている。
また、作業着からスーツへと装いを変更したことで信用度が上がり、ブランド品や貴金属の買取りができている。樋田竜一社長は「リユース店の良くないイメージはまだまだある。スーツを着用して身なりを整えることで利用者のイメージアップができる」と話すように、月平均300前後の買取件数で成約率は98%と高水準となっている。
同社が運営するリユースガーデンでは、初となる女性スタッフを起用。「彼女の親しみのある接客は買取単価向上に繋がった一つの要因」とも話す(同氏)。
樋田竜一社長
第515号(2021/7/10発行)2面