セントオーディン、年代ものの古着をストーリーを交えて販売
2021年09月30日
オーダーメイドの服飾を提案するセントオーディン(大阪府大阪市)がこのほど、年代ものの古着を、それを保有していた人のストーリーを交えて販売する「フロムクローズ」を開始した。大阪や奈良でポップアップショップを開き、盛況だった。
古着のポップアップ店が盛況
「かわいい」と若者から好評だという
永井純代表は、クローゼットの整理に困っている顧客のサポートをする事業を営んでおり、そこで引き取った洋服の在庫を多数抱えていた。懇意にしていた大学生らにそれを見てもらうと「とてもいい」との反応を得て、若者らに求められていると判断。すべて無料で引き取った商品のため、仕入れ費は実質ゼロだ。「30年経っても全然問題なく着れる服があるということ。若者にとってはそれが驚きだと思う」(同氏)
第520号(2021/9/25発行)6面